Kyle Shepherd with 松永誠剛

Kyle Shepherd 【カイル・シェパード】

1987年生まれ、南アフリカ・ケープタウン出身。
2006年、若干19歳で南アフリカの音楽シーンに彗星のように現れ、南アフリカ国内の数々の音楽賞を受賞。2009年、初のリーダーアルバム「fineART」を発表し2010年には「South African Music Award」で「ベスト・トラディショナル・ジャズ・アルバム」と「ベスト・ニューカマー」の2冠に輝いている。
アブドゥーラ・イブラヒム(ダラー・ブランド)が世界に伝えた、アフリカン・ピアノの伝統を汲みながらも、様々な文化が交差するケープタウンの街ように美しく、洗練されたピアニズム。
現在、自己のカルテット、トリオを中心にヨーロッパ・南アフリカを拠点に活動を展開している。今、世界中が注目するアフリカの新星。


松永誠剛

コントラバス奏者/アジアン・ケープ・コネクション代表/プロデューサー。
1984年生まれ、福岡出身。高校生の時にリチャード・ボナ、ジャコ・パストリアスの音楽を聴き、エレクトリックベースを始める。2002年、ボストン/バークリー音楽院のサマースクールに参加。2003年、NYにてマシュー・ギャリソンMatthew Garrisonに師事。03年10月、オスカー・ピーターソン・トリオのベーシスト、故ニールス–ヘニング・オルステッド・ペデルセンNiels-Henning Orsted Pedersenに弟子入りし、デンマークにてコントラバスを学ぶ。05年、音楽交流プロジェクトAsian Connectionを発足、自己レーベルよりKaris Project「Coexistence」をリリース。スウェーデン在住のコントラバス奏者、森泰人氏と共にScandinavian Asian Connection Concertの開催を始め、プロデュースを行う。2006年、Karis Projectによるソウル公演を行う。2007年、Oh Hwa Pyoung、筑前琵琶の中村旭園氏との2ndアルバム「Compromise」をリリース。台北インターナショナル・ジャズ・フェスティバル出演。これまで、Hein Van De Geyn、Michael Klinghoffer各氏にコントラバスを師事。2009年3rdアルバム「a.s.k」を発表。2010年、南アフリカの子ども達に楽器を届けるプロジェクトNAWASHIRO PPROJECT2010-2020を発足。南アフリカ・グラムスタウン・フェスティバル出演。
これまで、エド・シグペン(Dr)、デイブ・リーブマン(Sax)、デビッド・マシューズ(pf)、ラーシュ・ヤンソン(Pf)、ヴァルティーニョ・アナスタシオ(perc)、ルイス・プラガサム(dr)などと共演。2013年には振付家・大橋可也の作品の音楽を担当する。演奏家としてだけでなく、トゥーツ・シールマンスのライナーノーツや新聞での連載など幅広い執筆活動も行っている。現在、自己のトリオ「a.s.k」を中心に南アフリカと日本を拠点に活動を行っている。ツアー中以外は福岡の古民家SHIKIORIにて、畑と音楽に囲まれて生活。

http://www.kyleshepherd.co.za/