「食」「音楽」「アート」。
炭坑でかつて栄えた筑豊が、“エネルギー”をテーマにひとつになるイベントとして開催された第1回目のGOTTON JAM。
歴史ある嘉穂劇場を舞台に複数アーティストがライブを行う「劇場ステージ」。
スウィング・ジャズの無料ライブをBGMに、まちのソウルフードが約40店舗以上楽しめる「ゴットン街道&ステージ」。
福岡県内で熱烈な支持を集める音楽イベント“SMOKING GUN〜世界の子どもにワクチンを〜”をGOTTON仕様の映画館の一部を改装したステージで開催された「マイトシアター」。
遠賀川河川敷で開催された飯塚青年会議所による約2万本規模の飯塚灯明祭「カンテラリバー」。
さらには、会場周辺の地元人気飲食店を中心に“エネルギー”について投げかけるキャンドルナイトイベント「ボタ山食堂」。
全5会場、街全体を舞台に開催された大規模なイベントとなりました。
1931年に設立された江戸歌舞伎小屋形式の大衆劇場であり、かつての繁栄の象徴でもある唯一無二の場所「嘉穂劇場」を舞台に行われた「劇場ステージ」のラインナップは、UA/Jazztronik .Special Live Set/J.A.M(piano trio from SOIL&”PIMP”SESSIONS)/Nabowa/羊毛とおはな/Kyle Shepherd with 松永誠剛/C&Kの計7組。
情緒ある嘉穂劇場にフィットするアーティスト陣の圧感のライブに賑いをみせる会場は、かつての盛況を想わせるものでした。
当日は雨に見舞われたものの、地元アーティスト達発で【GOTTON】を体現するインスタレーション「GOTTON DUB」が開催されるなど、筑豊の新たな火種を確かに感じつつ、第1回目となるGOTTON JAMは幕を閉じました。