ヒストリー

Report 2017

今年で5年目という節目で6回目の開催となったゴットンジャム。過去には10月、11月、7月などに開催されていだが、今回は初の8月開催。台風の接近なども心配されたが、無事快晴のまま当日を迎えることができ、過去最高に暑い中での開催となった。

オリジナルおちょこ購入で無料試飲ができる好評の利き酒コーナーでは、「寒北斗・梅ヶ谷・黒田武士・瑞穂菊」の四酒造のお酒を冷やで提供。

各酒造の味の違いをしっかりと感じることができ、まさに筑豊の魅力を楽しめるコーナーとなった。

劇場内ロビーでは筑豊の名店グルメを販売。嘉穂劇場は場内での飲食が可能となっているため、料理やお酒は席でゆっくりと堪能することができる。

さらに今回は升席にテーブルを設置。お酒、音楽、料理、すべてを快適に楽しむことができた。

17時となり、定刻通りにライブスタート。トップバッターを飾るのは地元飯塚から西日本を中心に精力的に活動中の「new moon」

ゴットンジャムにピッタリの浴衣での登場で見事な幕開けを飾ってくれた。

次に登場したのは、今年のCIRCLE’17のオープニングアクト出演をきっかけに注目される福岡在住の4人組エレクトロニックバンド。「melotronmelon」

透明感のあるボーカルと、どこか中毒性の強い、癖になるサウンドで会場を一瞬にして虜にした。

三番目に登場したのは、シタール、ディジュリドウ、ジャンベ等の民族楽器を用いたバンド「HABANA」

歴史ある楽器と歴史ある建物のコラボ。そして決して左右されないその音楽スタイルで会場に唯一無二の空間を作り出した。

続いて登場した、バンバンバザールはなんと嘉穂劇場のハッピを羽織って登場。結成以来一貫して生の音楽にこだわった活動をし続けているという彼らのパフォーマンスは、とてもあたたかく、観客全員を笑顔にしてくれるような楽しいステージとなった。

そしてトリを飾ってくれたのは、第一回のゴットンジャムにも出演してくれたピアノ、ベース、ドラムというミニマルな構成で魅せるピアノ・トリオ「J.A.M」

メンバー自身が嘉穂劇場の音の響きを気に入っていることからもわかるように、その音は劇場の魅力を、そして劇場はJ.A.Mの魅力を最大限に引き出してくれた。

今回は多くの福岡在住のアーティストの出演や、第一回から二回目の出演となるJ.A.M等、五年目の節目にふさわしいメンバーでのゴットンジャムとなった。

来年もまたみなさんのご来場をお待ちしております。ありがとうございました。

 

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